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2016年12月 アーカイブ

2016年12月04日

ボーダレス

今年もM-1が終わりました。

コンテストというのは、完全にフェアというのは難しいですよね。

特に、お笑いは。

M-1は漫才コンテストとなっているけど、

漫才とコントとの区別がなくなってきているいますよね。

まあ、銀シャリが優勝という事で一応納得はしています。

個人的には、1回目の銀シャリと2回目のスーパーマラドーナが

面白かった。


さて、今週は気になるニュースが2つありました。

1つ目は、俳優の伊原剛志さんが雀々師匠のお弟子さんになって

落語活動を始めるという事。

噂は聞いていましたが、まさかこの人とは思いませんでした。

俳優さんで落語好きは多いですが、

この流れは結構出てくるかもしれませんね。

お笑いタレントから落語家への転身もぼちぼち出てきましたが、

俳優さんは「演じる」という点では重なる部分もあるのでしょう。

ただ、落語の「演じる」は違うんですけどね。

まあただし、俳優さんの落語。

おそらく大きな話題になるでしょうし、お客さんの関心も高まる事でしょう。

「落語THEムービー」でも落語と芝居を重ねてやってますしね。

ただ、昔から落語に接してきた者としては複雑ですね。

「落語」は古い芸ではありますが、時代に合わせて進化してきた

歴史があります。

ただ、着物着て座布団の上に座って、扇子と手拭で表現する

このスタイルが今後変わっていくかもしれません。

また、その一門で受け継がれてきたものがぞんざいな扱い

をされるかもしれないかな。

新しいものを受け入れるのはいいとして、ふるいくてもいいもの

これをどう受け継いでいく、伝え残していくことが大切かな。

アマの身分ですが、なんかそんな感じです。


それともう一つ。

桂 文三さんが繁盛亭大賞を受賞したというニュース。

この方の落語、恥ずかしながら昨年まで聴いた事なかったんです。

前は桂 つく枝という名で、先代文枝師匠のお弟子さん。

平成3年入門なんで、25年目。

昨年「堪忍袋」をネットで聴いたのが初めてなんですが、

いい落語家さんなんです。

なんか昔ながらの大阪の落語家さん。

周りで色々派手な活躍をされる方も多いけど、

このように地道に落語を続けていかれた方に

スポットライトが当たる。

うれしいですよね。

ぜひ、福岡に来て頂けるとありがたいですね。


2016年12月31日

大晦日

気が付けば12月初めから更新をしておりませんでした。

とにかく、慌ただしい師走です。毎年のことですが。

今年が一番舞台の数が少なかったような気がしますが、

長く続けるには仕方ないですね。

その中でも、ネタおろしができました。

毎年、2,3つは新しいネタをと思っていますが、

ネタを固めず次のネタにいくのでいい傾向ではないのですが、

まあよしとしましょう。

今年の印象に残った舞台は

宮治さんの「青菜」

正太郎さんの「そば清」「船徳」

雀太さんの「天狗さし」

雀三郎師匠の「寝床」

そして年末のまんぷくブラザーズコンサートですかね。

宮治さんの「青菜」と正太郎さんの「そば清」は同じ日の「ひなたの会」

この会は、二人の闘いを見れました。

どのような関係は知りませんが、ライバル同士で切磋琢磨できる 

のはいい事ですね。

「船徳」は最後の川に沈む所の演出が印象的。

雀三郎師匠と雀太さんは大分での舞台。

雀太さんはその後受賞されたのでが、勢いを感じましたね。

雀三郎師匠の「寝床」はその雀太さんの後

完全にスイッチが入ったような気がしました。

お弟子さんに対して叱咤激励というかまだまだ負けへんでというか

師匠のお若い頃を思い出しましたよ。

まんぷくブラザーズのコンサートはとにかく一度みてください。

これは死ぬまでに見ないと損ですよ。


後、画像や音では

たまさんの「宿屋仇」

仁智師匠の「源太と兄貴」


来年は文華師匠も来復されます。

気合いを入れていきましょう。

大晦日その2

落語で大晦日と言えば

「掛け取り」「尻餅」とかありますが、

江戸落語ではやはり「芝浜」ですかね。

上方でも最近演じる方が出てきましたが、心にしみるいい噺ですよね。

ただ私は「除夜の雪」ですかね。

ある大阪のお寺。大晦日が舞台。

3人の修行僧が除夜の鐘を突く準備をしています。

ここでの3人の会話が面白い所。

けちな和尚をぼやきながら、和尚の所から取ってきた鰯の丸干し

を食べたり、ここは技術のいる所ですね。

その後にある檀家の御寮さんが訪ねてきます。

年末までに借りていた提灯を返しに来たと言う。

実は幽霊なんですが。

そんなに笑い所のないミステリアス的な人情噺的な噺。

この噺、米朝師匠しか聴いた事ないのですが、

これ聴くとあー年末やなと思うわけです。

11月でしたが、吉弥師匠が島之内でされていましたが、

生で一度見てみたいですね。

来年ちょっとやってみようかな。

ここに提灯、あっちに釣鐘。釣り合わんのは不縁のもとだんな。

それでは、みなさん、よいお年を。

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