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2016年11月 アーカイブ

2016年11月05日

落語ザムービー

いよいよ、博多天神落語祭りの季節になりました。

日曜日にかけて東西の多くの噺家さんが来福されます。

今年は10年目。日程も1日増えて豪華なラインアップですね。

東西の噺家さんがごちゃまぜになって落語会をするのは

そんなにない事でしょうから

それが福岡で見る事ができるのはいいのでしょう。

ただ、私たちからすると1公演5,400円なので、

どうしても選んでしまいますね。

ただ、期間中にある周りのミニ落語会は結構狙い目かもしれません。

正朝師匠の会も3日、6日あるようです。6日は宗像、どうですか。


さて、落語はブーム、らしいです。

自分が落語と関わってきた事を振り返ると

あまりそんな時代はありませんでしたね。

最初のブーム到来は、昭和40年台後半から50年台前半かな。

当時落研なるものが各大学、高校にできて若い人に

浸透しはじめたらしい。

東京はよくわからないので、その後上方では枝雀師匠ですか。

その前から噺家さんがテレビに出る事はありましたが、

枝雀師匠の落語はテレビでも十分インパクトのあるものでした。

その後、昭和60年台に私は落研活動をするのですが、

ブームはそんなになかったですね。

米朝師匠、枝雀師匠はサンケイホール満杯でしたが、

若い噺家さんの会は20人、30人いれば多いなという感じですかね。

その後、社会人となって落語と関わりがなくなったのですが、

おそらく次の波はドラマでしょうかね。

「ちりとてちん」やジャニーズの若いのが主演したドラマがありました。

映画もあった。

このあたりから若い人が落語に触れる回数が増えだした気がします。

そして、今。さらにメディアに加工されてきました。

「落語ザムービー」

NHKが落語を映像化した番組で、噺家さんが喋る落語に合わせて

映像が流れていくものですが、

面白いですね。単純に。

落語をやる側からみるとこういうものを見るとイメージしやすいですね。

実際、古典落語の時代、生きていなかったので、

人々の衣食住、暮らしぶりはわからない訳ですよ。

時代劇も少なくなって、落語のする前に当時の事を

解説しないとわからない。

そんな中、こんな番組があるとわかりやすい。

ネットを見ると色んな意見があるみたいですが、

おそらく落語をしない人の考えじゃないかと思いますね。

古典落語の時代を解説しないと噺が伝わらない

そんな時代になっているという事ですね。

2016年11月06日

お祭り なのね

土曜日、「茶屋町寄席」はざこば師匠の「ろくろっ首」と米朝師匠の「口入屋」

ゲストは桂米紫さん。

先代米紫さんを学生時代に一度見た事がありますが、

塩鯛師匠のお弟子さんだったんですね。

「口入屋」はいつかやりたい噺のひとつですが、

いつも聞いている米朝師匠のは昭和40年台後半の音

このラジオの音は平成4年もの。朝日生命ホール、場所も懐かしいけど。

落語は同じ人でも時代が違うと違うものに聴こえるだけに面白い。

明けて日曜日、「なみはや亭」

同じく米朝師匠の「仔猫」。昭和45年、師匠が45歳の高座。

まだ、落語会に子供の入場制限がないので、あちこちで

子供の泣く声が入っているのが惜しいが、

大師匠の貫禄ありあり。

サゲは今の型の「猫かぶってたんやな。」


さて、そんな落語漬けの頭で博多天神落語まつりへ。

チョイスしたのはありそでなかった落語会

いざ、FFGホールへ。相変わらず敷居の高い場所や。

ホールへ入る前に雀三郎師匠へお菓子の差し入れ。

面会をお願いしたが、力もなくメモに書いてくださいとのこと。

売店コーナーを見るが今一つ。

このホールは客席がせりあがっているので噺家さんはやりにくいのでは?

と思いながら、2番太鼓。

動物園 桂 雀々

マクラのみ 三遊亭 好楽

野崎参り 桂 雀三郎

茶の湯 立川 生志

中入り

ホース演芸場 桂 吉弥

夢金 立川 談春

番組は以上。

雀三郎師匠も時間がなかったのか、マクラなし。ただ、この噺は初めて聴いた。

生志さんは地元の利?ノリノリでしたね。

とにかく、「お祭り」ですね。このイベントは

本当に落語好きな人はそんなに面白くないかもしれませんね。

野球のオールスター戦を見ているようでした。

それがすべて。

福岡で落語を身近にしてもらった意義はあるかもしれないけど。

お一人、お一人をすごく楽しみにしてたけど。んーなんか今一つ物足りない。

玄人好みの噺が少ないからかな。

しかし、この会場は見る方からも落語は不向きやね。

広すぎるし、見下ろすみたいでね。

やっぱり小さい方がいい!

今月は桂右女助さんですよ。生声の落語会が一番ね!


2016年11月20日

感動

博多はとかく芸どころなんですね。

土曜日、部下の結婚式にでると、そのお父さんは

この辺りでは有名な桑田佳祐の物まねらしく、

余興で何曲か歌いましたが、とにかく上手い。

また、踊りもぴったりで、後で聞いたのですが、バックダンサー

が本物の桑田佳祐の人らしく倍驚きました。

家に帰って引き出物を見ると

焼肉のタレが。

この桑田佳祐の物まねをしてるお父さんが

作っているタレだそうで売り物らしい。

早速、肉を焼いてつけてみるとうまい。

感動。

2016年11月27日

繁栄

11月26日 は桂 右女助師匠の独演会。

噺家さんらしくない噺家さんという印象。

非常に爽やかなナイスガイ。

「はてなの茶碗」を江戸版で初めて聴きましたが、

舞台は京都のままで、

江戸の言葉と京都の言葉が妙にマッチして、

上品な仕上がりでした。


家に帰ってMBS茶屋町劇場を聴く。

今回は落語でなくラジオドラマ

「上方落語四天王さえずり噺~ああ、青春の上方落語~」

ご存知六代目松鶴、三代目米朝、五代目文枝、三代目春団治

の各師匠が若い頃のドラマ。

小佐田定雄先生作で桂ざこば師匠がナレーション。

四天王の配役は松鶴-鶴二、米朝-宗助、文枝-かい枝、春団治-福矢

個人的にはかい枝さんが一番そっくりだった気がします。

しかし、大師匠の方々がいかに熱意を持っていたか。

一時は滅んだと言われた上方落語を4人で

立ち上げていく様子がよく伝わってきました。

ブームに乗るのもいいのでしょうが、「無」から創り出すのは

本当に難しい。この4人がいなかったらと改めて感じるドラマでした。

今は、他の分野の方が落語に入ってくる時代。

プロだけでなくアマでもこの落語ブームは広がっています。

今日だけでも全国各地で、落語会が開かれたのでしょう。

ただなんでも「繁栄」は永久に続きません。

お客さんに頭を下げて「聴いてもらえている」事に感謝せないかんでしょうね。

いいラジオドラマでした。

なお、音楽はご存知桂雀三郎WITHまんぷくブラザーズでした。

来月はいよいよディナーショー。楽しみです。

時代

ABCラジオ「上方落語をきく会」

非常に歴史のある会ですが、今度の会もまた見ものです。

前半は平成3年入門組と平成6年組の対抗戦。

後半は「地獄八景亡者の戯れ」「らくだ」

「地獄」を桂吉弥、「らくだ」を笑福亭三喬の両師匠が演じます。

今から16年前に同じ演目で

故吉朝師匠が「地獄八景」を1時間20分、

故松喬師匠が「らくだ」を1時間演じたという事が紹介されていました。

私はその会は知らないのですが、

それぞれの師匠が50歳前後で一番噺家として脂の乗った時期。

おそらく凄い落語会だったに違いありません。

このお二人の師匠、今生きてはったらと

残念な気持ちで一杯ですが、それぞれのお弟子さんが

後を継いで舞台を務められるでしょう。

特に三喬師匠は来年松喬という名を継がれます。

本当に楽しみです。

吉弥師匠は平成4年入門?だったかな。

テレビやラジオでも大活躍ですね。

この前の「博多天神落語祭り」でも堂々とした舞台でした。

平成入門の方々がぼちぼち中堅なってきました。

時代ですな。

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