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2015年12月 アーカイブ

2015年12月06日

公平な競争

ルマンドというお菓子ありますよね。

近頃、あれのミニサイズを売っているんです。

これヒットですよ。

ルマンドは、この30年のお菓子業界でNO1だと思うんです。

小学校の時、こんなに高級で美味しい誰が考えたの?

とぞっこんで。

家庭訪問の時に母親から「なんか出すお菓子買ってきて」

と頼まれてルマンドを買ってきたら「なんでこんなお菓子買ってきたんか」

とえらい怒られて意味わからんかったんですが。

そのルマンドの欠点が崩れやすいという事なんです。

それを見事に解決したのが「ミニルマンド」

崩れる事を恐れずに味わう事ができる。いい時代になりました。

さて、今日は年末の決戦がいくつかありました。

サッカーJ1昇格戦とM1グランプリ。

この2つ、いかにも公平な戦いのようですが、違います。

年間3位のアビスパが年間4位で勝ち点で10点以上離している

セレッソ大阪のホームグランドで戦う。

サッカーをご存知の方はわかっていると思いますが、

ホームとアウェーの差は比べ物にならない戦いなんです。

しかも、それが昇格を争う戦いとなればなおさらですよ。

なのに、Jリーグは訳のわからない理由で会場をセレッソ大阪の

ホームグランドでしますと決めてしまった。

あんだけ、公正・公平とほざいているJリーグが

商業主義で会場を決めてしまう。

私はサポーターでもなんでもないですが、こんな事やっていたら

誰も見なくなりますよ。

まあ、アビスパが勝ったのでよかったですけど、

結局、お金なんですよ。

プロ野球のプレーオフ制度もそうですが、

お金がすべて。興行なんですね。所詮。

次に、M1。

ゲラゲラ笑いながら見てましたが、

これもY本興行さんの影がちらちら。

まず、審査員と演者の年齢が近すぎるし、Y本の芸人が多い。

また、関西系の方が多すぎる。

後は審査員の良心に頼るしかないのですが、

自分の感覚と点数のずれはやはりありましたね。

まあ、興行があること自体に感謝しないといけませんが、

公平な競争はなかなか難しいですね。

優勝したトレンディエンジェルは面白かったけど、

これも敗者復活戦からの出場。

2015年12月07日

近日息子

最近、文華師匠のⅭDでこの噺を聴きます。

大学2年生の時、覚えて会にかけましたが、まーウケませんでしたね。

当時は福笑師匠で覚えたのですが、難しいんです。

この噺の中で近所の人がくやみを言いに行く場面があります。

そこで、本筋とは関係ないやりとりがありまして、

いつも人をムカつかす男に対して別の男が文句を言う所。

怒りが段々エスカレートしていく様をどう表現するか

腕のいる場面です。

私がやるとどうしても単調になってしまい、途中で客も私も

疲れてしまいました。

だけど、福笑師匠も文華師匠も大爆笑なんですよ。

ここをやりたくてやった噺なんですが、上手くいかなかった。


ただ、30年たって、技術的なものはなんとなくわかってきました。

来年は再演といきたいものですね。

2015年12月12日

口入屋

これも学生時代から一度はやりたい噺で米朝師匠のⅭDを

聴いているわけなんですが、

夜這いに行くときに入るハメモノ、この入り方がいい。

映画やドラマなんかでも音楽がより効果を高めますが、

落語でもそうですね。

最近では東京の噺家さんでもハメモノを入れる事もあるように

ハメモノは雰囲気をグッと高めますね。

不動坊で雪が降る中のシーン、天神山でのへんちきの源助が

歩いていくシーンなど

季節感や場面をお客さんがイメージするのに大きな手助けとなって

います。

この「口入屋」の夜這いのシーンでもハメモノが

忍んで若い女を求めていく男の思惑を

醸し出しています。

東京では「引っ越しの夢」と題して、前半の口入屋での場面がカット

されていますが、文之助師の「口入屋」でも

丁稚が口入屋から帰ってきた所から噺がスタートされていました。

おそらく、時間の制限なんでしょうが、この演出でもいいのかなと思いました。

以前、吉弥師が福岡で「不動坊」をされた時に、

風呂屋の件の後からスタートしまして、斬新な演出に

驚きましたが、ネタをコンパクトにまとめるのは

今の時代必要かもしれません。

「口入屋」自体通しでやると40分。マクラで「口入屋」の説明を

加えると45分は必要となります。

昔はそれが当たり前と思っていましたが、

今舞台でやると30分が一つの壁のような気がします。

稽古会でも30分を超えるとだれた雰囲気を感じますし、

落語を知っている人間でも辛抱しきれないようです。

マクラ入れて30分程度で終わるようにするのはと

いつも考えていますが、楽なのはネタ25分程度の場合。

20分程度だとマクラをある程度考えておく必要がありますね。

初めて出る場所だったら、マクラ10~15分、ネタ15分でもいいかも

しれませんね。

ただ、やはりこれくらいのネタだったらしっかり聴いてもらいたい

それくらいの腕を持ちたい

それが本音ですね。

2015年12月13日

禁酒関所

土曜日の夜からゆっくりと落語をと思いながら

MBSラジオで茶屋町劇場。

米朝師匠の「抜け雀」「はてなの茶碗」「住吉駕籠」の三席。

「抜け雀」は舞台は小田原なのに、元はどうも上方のよう。

浄瑠璃を踏まえた噺らしいのですが、上方言葉でも

不思議と違和感を感じないのは米朝師匠だからでしょう。

学生時代に後輩がこの噺をしていて、

へー昔話のようなストーリーだったのを思い出します。

「はてなの茶碗」も米朝師匠にぴったりの噺。

この茶金さんは本当に米朝師匠の生まれ変わりではないかと

思うほど演者と人物が重なり合っています。

この噺は、ゆっくりと時間が流れる間に

油屋さんがアクセントになっていい噺です。

日曜日は、なみはや亭で吉弥師の再び「はてなの茶碗」

ゆっくり聴けず録音。

夕方は笑福亭由瓶さんの「禁酒関所」。

久しぶりに聴きましたこの噺。

この噺と言えば亡くなった笑福亭松喬師匠を思い出します。

由瓶さんは鶴瓶師匠のお弟子さんですが、

口調から松喬師匠から教えてもらったのではと思いますね。

丁稚の生意気加減や関所の役人が段々酔っ払っていく様子。

松喬師匠は絶品でした。

由瓶さんもその辺り、しっかり稽古されているのがラジオでも伝わってきて

将来のいい噺家さんになる気がします。

この噺、うちの会員さんもぜひお薦めしますね。

よくできた噺ですよね。

2015年12月26日

1年ぶり

いよいよ、アルカリ落語会です。

気分を盛り上げるために雀三郎師匠の落語を

見たり聴いております。

ちょっと前に録画しておいた「舟弁慶」。

この噺は、いかにも上方落語らしい噺の一つで、

大阪人の暮らしぶりがよく描かれています。

この噺に出てくる「雀のお松」とあだ名される喜公の妻の登場シーン。

たて台詞の箇所ですが、

師匠は勢いだけでなく、実に老獪な間の取り方で

演じてはりました。

多分、若い頃と演じ方は変わっているのではないでしょうかね。

野球のピッチャーに例えて言うと、

150キロのスピードでぐいぐい押すスタイルから

130キロのスピードを150キロのスピードに見せるスタイル

といいますかね。

たしか米朝師匠が本で書いてはったと思いますが、

早口でまくしたてるではなく、言葉(単語)と言葉の間を

詰めて話す。

聴いている方は、べらべら喋る大阪のおばちゃんをイメージ

するのですね。

学生時代にみた師匠を思い出すと

年齢を重ねられて、なんとも味わい深い噺家さんになられた

気がします。

そして、枝雀師匠の面影を感じるようになりました。

3年前に見た「くやみ」、CDで聴いた「親子酒」「かぜうどん」「くっしゃみ講釈」等々。

あー、枝雀師匠はそうされてはったな。


1年ぶりに味わう至福の時。楽しみですね。

2015年12月31日

除夜の雪

今年も1年お疲れ様でした。

1月の立花寺農園を皮切りに月1回のペースで

舞台にたちましたが、なんかこれっと手ごたえのないまま

終わりました感じですね。

来年は頑張りましょう。

米朝師匠の「除夜の雪」

今年最後。

これは、一応創作落語なんですが、

最初に先輩で聴いて、人情噺かなと思ったら、

冬の怪談噺的な雰囲気もあって、

演じ方で色んな趣が出そうです。

ここに提灯、あっちに釣鐘。釣り合わんのは不縁のもとだんな。

今年もありがとうございました。

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