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2015年10月 アーカイブ

2015年10月04日

ダメ出しと稽古

昨日土曜日は、稽古会。

「風邪うどん」をかけました。

事前にメールで批評のポイントをお願いしておりましたが、

その以前の出来だったかも。

ただ、厳しい批評をたくさん頂いて、夜再度繰りながら

振り返り。

これが結構大事ですよね。

自分のネタをどう感じてもらうか、これは自分ではわからない事。

自分の感覚とのズレを意識して

止めながら繰っていきます。

指摘された内容がわかった所もありますが、

しっくりしていない箇所も多々あり。

これは、音を聞いて修正するしかないですね。

夜、MBSラジオ「茶屋町劇場」で米朝師匠と志ん朝師匠の対談。

中途半端に聞いてしまい、がっくり。

来週はきちんと聞こうっと。

2015年10月11日

かぜ

風邪うどんを仕込んでいたら本当に風邪になりまして、

ほぼ1週間声が出ない状態。

はー、最後に出てくる男はこんな感じかなと妙に納得しながらも

焦りますな。

土曜日はMBSラジオで米朝師匠の「つる」と「地獄八景亡者の戯れ」

平成2、3年頃の収録で、米朝師匠も還暦を超えた頃ですが、

地獄はパワフルですな。

1時間以上舞台でしゃべるとはすごいですね。

そのまま寝入ってしまったら、

某先生へ出した質問の回答メールが。

メールを見ながら難しさを改めて感じた「風邪うどん」

「季節感」

これが出せるかどうか

ごほ、ごほ。

2015年10月16日

とうとう

クライマックスシリーズもあっさり終わりました。

予想通りと言うか、ホークスの圧勝でしたね。

さあ、これで10月24日は

二人会の日は

日本シリーズ第1戦ヤフオクドーム決定です。

おそらく商店街は日本シリーズ一色でしょう。

うーむ

2015年10月18日

まだまだ

若い、若いと思いながらもう50手前。

勤め先のセカンドライフの研修に行ってきました。

しかし、この歳になると「落語」しといてよかったと

つくづく感じますね。

別にそのためにやっている訳でもないのですが。

それだけサラリーマン、特に事務や営業の仕事というのは

時代が変わると自分が古本屋の雑誌のように思えて

無力感だけが残るもんですね。

セカンドライフの研修会では自分がどんな分野に向いているか

を色んな調査をして考ええるのですが、

出た結果が「芸能関係」。

半分おそらくそうじゃないかと思っていたけどね。

しかし、冷静に考えると現実的でないし、

ちゃんとパソコンくらい使いこなせるようになっておこうとで

終わったのですよ。

まあ、しかし内浜でできるというのはいい事かな。

他人に比べたら幸せなんでしょう。あー幸せ。天気もいいし。


と現実逃避している場合じゃによ。あと6日なんやし。

まだまだ6日。

二人会は10月24日16時です。

2015年10月23日

お笑い日本シリーズ前夜

明日は日本シリーズ。

そして、二人会です。

野球の日本シリーズでは、どんどんピッチャーを代えて

きますが、そんな気持ちですね。

久しぶりの緊張感。

あと12時間。

寝ずにネタ繰りや。

JRさん、ええ加減電車遅れすぎ。

ネタ繰りの時間が減っていく。

2015年10月25日

お笑い日本シリーズ

ホークスも危なげなく勝利。

さて、お笑い日本シリーズも無事に終わりました。

たくさんのお客さんに来ていただきありがとうございました。

心より感謝申し上げます。

自分の出来は今ひとつでしたが、お客さんに助けられて

無事終わったという感じです。

来年も出来たらいいですね。

宿 題 楽狐

一目あがり 勘心

風邪うどん 楽狐

中入り

踊 り すず柑

鼠 穴 勘心

しかし、勘心さんは本当によかったですね。

また、ぐーんとレベルが上がった気がします。


2015年10月27日

レポートその1

二人会も終わり、ゴルフをした時より身体が痛くて大変です。

よっぽど身体に力が入ったのでしょう。

さて、二人会でかけました「風邪うどん」について

振り返りながらレポートを提出です。

今回は構成について。

この噺は、吉朝師の音を基に仕草は吉弥師を参考にしました。

お二人は師弟ですから、ネタの構成は同じです。

①うどん屋が商家の旦那とのやり取りでがっかりし、

②酔っ払いにからかわれ

ここで、落ち込んだうどん屋が

③民家で花札賭博をしている所に呼ばれうどん10杯売れる

③が仕込みとなって

④風邪を引いている男が③と同じようにわざと小声で対応している

と勘違いし、小声で応対していると

「お前も風邪ひいてんのんか」というサゲ。

大まかに言うとこんな感じですね。

次に雀三郎師の風邪うどん

いきなり

②からスタート。

酔っ払いが出てきてからかわれます。

その後、③→④

ただ、吉朝師と比べ酔っ払いは派手で、いきなり歌を歌いながら

登場。明るいつくりですね。

やはり枝雀師匠から教わったからでしょう。

③の賭場の雰囲気もコミカルで、

うどん屋が台詞を言うより兄貴の一人喋りで進めるやり方です。

また、うどん屋が花札仲間の使い走りから呼び止められる箇所も

やや派手な演出。

「狸が出てきたらキツネこしらえようと思った」の台詞が入ります。

④の演出もやや雰囲気が違い、

風邪を引いている男の喋りが吉朝師より多いですね。

そして、最後のサゲ前に「ゴホゴホ」と咳き込むのが入ります。

次に枝雀師匠のを聴きました。

おそらく、時間の都合でしょう。

②の場面もすぐ終わり、ほとんど③からのスタート

そして④へ

台詞も若干変えていますね。

今回は、稽古会では吉朝師のバージョンでやり

本番では雀三郎師の演出を取り入れました。

本番前は雀三郎師のやり方で行こうかとも考えましたが、

いかんせん、酔っ払いのニンが軽いんですね。

多分、「親子酒」でも「住吉駕籠」でもそうですが、

酔い覚ましにうどん屋をからかう(住吉駕籠はかご屋)

雰囲気が出ないといけない。

ですから、最初に酔っ払いを出すのには結構勇気がいる訳です。

空回りする危険性があるというか、

そこで、今回は①の場面からスタートしました。

これは、結果的にはよかったと自分では思っています。

構成としては最善の策はとれたかな。

バランス良くという言い方かもしれません。

ただ、これがこの噺の別のいい所を隠してしまった気もします。

③から④の流れと①から②の流れにギャップがあるというか

違う雰囲気の噺になったかも。

④があるのは③があるから

③は②、②は①があるから、そのうどん屋の気持ちの表し方

ちょっとまだ表現できていない気がする。

構成ではそんな感想です。次は①の場面から


2015年10月31日

レポートその2

二人会から1週間。

記憶が薄れる前にレポートその2。

この噺は、売り声のマクラがあった方がいいでしょうね。

最近、古典落語をするとどうもお客さんにイメージが

伝わっているか疑問に感じる事が多くて、

今回もそれが一つの課題でした。

まず、舞台の状況をお客さんに伝えるためには

マクラもそうですし、最初のうどん屋のボヤキのような

一人喋りは必要ですね。

4師も出だしは同じ。

ただ、売り声は若干の相違があります。

枝雀師と雀三郎師は、

「物悲しい、寂しい、そしてちょっとほっとする」

という言葉がついて「うどーん、そばーやうどーん」となります。

吉朝師、吉弥師は「その声を聞くとうどん好きにはたまらんかったそうで」

「そーやーうー」。

どちらにするか。これは結構悩みました。

これをどちらかにするかで後の演出も変わってくる気がしたのです。

枝雀師、雀三郎師の声には風が吹きつける寒い夜に一生懸命声を出す

姿とその声が風に押されている様子を思い浮かべる事ができます。

その後のうどん屋のボヤキもスムーズに入れる。

これが、酔っ払いと別れた後、花札をする男達と別れた後

そこで出す売り声の仕込みとなります。

一方、吉朝師、吉弥師の場合

本当に美味しそうに聞こえる。これがすごい。

昔、小学生の時分に夜子供部屋にいると

ラーメン屋がチャルメラを鳴らしながら来てましたが、

あの音を聞くとお腹がグーと鳴っていたのを思い出します。

そのような気持ちになる売り声。

特に、吉朝師の声は、夜の雲一つない星が空高くある

きーんと冷え込んだ中に売り声が遠く聞こえる

そういう光景が浮かぶ声なんですね。

この声は、後の風邪を引いた男にうどんを出す場面に

繋がっている気がします。

画像は吉朝師のがないので吉弥師でしたが、

うどんを作る場面があります。

この仕草がほんとうに美味しく見えます。

この仕草と声で、風邪を引いた男が家から出てきた気が

するのです。

今回の舞台では、やや枝雀師、雀三郎師の売り声に近いやり方を

選択し、吉弥師がされていた売り声の解説を入れて

ネタに入る事にしました。

理由は、吉朝師のような声がどうしても出ないという事と

うどん屋が寒い中で火を起こしてる様子を補完する意味がありました。


次に、火を起こす際の扇子ですが、

吉弥師は広げた扇子を上下に動かしています。

前に七輪があるという設定です。

そして、空を見上げたり、目を左右に動かしながら

人が通っていないか見ている仕草をワイドに表現しています。

一方、枝雀師ですが、(雀三郎師の映像がないので不明)

右横向きにして、扇子を左右に動かしながら火を起こす仕草です。

道の横でうどんをこしらえている風景に見えます。

多分、この違いは最初に商家の前でやり取りがあるのと

いきなり酔っ払いにあうのとの違いかなと思います。

吉弥師の場合は商家の前で荷をおかしてもらっているわけで、

横向きで火を起こすより前向きの方が

かみしもが振りやすいし、わかりやすいです。

一方、枝雀師の場合は酔っ払いの姿が見えて

できれば酔っ払いを避けたいとい

うどん屋の気持ちを出すのに横向きでした方がいいのかもしれません。

今回は商家とのやり取りから入りましたので、

吉弥師どおり前向きを選択したのです。


NHK落語大賞

タイトルはちょっと違うかもしれませんが、

今日、放送がありました。

前の日、ネットで結果がわかったのですが、

決勝の5名の方、それぞれ熱演でしたね。

ほとんど初めて見た人ばかりでしたが、

佐ん吉さんは吉朝師匠のお弟子さん。

鯉八さんはたしか来年福岡に来られる?話が出たような

昇々は関学の落研の後輩だったような

まあ、面白い顔ぶれで興味津々。

しかし、こういうコンテスト形式はネタの選択と出番が重要で

時間も10分程度と決まっているし難しいですね。

審査は接戦でしたが、佐ん吉さんが見事に優勝。

会場が堺やったし、地の利もあったかもしれませんが

私も順当かなという気がしました。

べ瓶さんは、トップという出番でしたが、

ネタが落ち着いてた噺だったので、

空気が温もらないまま終わった気がします。

さて、鯉八さんは初めてでしたが、

シュールというか、不思議というか、全球ナックルボールのようで

他のネタも見てみたいですね。

小痴楽さんも昇々さんもビビッていましたが、

権太楼師匠は怖いですね。

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