« 2014年10月 | メイン | 2014年12月 »

2014年11月 アーカイブ

2014年11月02日

お笑いその2

「博多天神落語祭り」に行ってきました。

今年で8回目だそうですが、まあ一大イベントですな。

3日間で4会場、約150席ほども。

その中で、文華師匠の出る寄席をセレクト。

30分前に行くと、指定席なのに長蛇の列でね。

会場入り口では一番太鼓を叩いて、雰囲気を盛り上げています。

驚いたのは、寄席文字書きの実演。

上手い!会場のビラ字もすごすぎる。

ほんまもんは違いますな。

文華師匠に挨拶をして客席へ。500人以上かな満員ですよ。

二番太鼓。おー、うちの太鼓とえらい違いや。当たり前ですが。

番組は以下のとおりでしたが、満足度100%の落語会でしたよ。

いろんな噺家さんを知るというにはいい会なんでしょうね。

つまり、地方でやるオールスター戦かな。

ここまで来られるのはなかなかないしね。

今度、じっくりと聴いてみたい噺家さんばかりでした。

桂 宮 治 「道灌」

桂 かい枝 「明石飛脚」

三遊亭 小遊三 「悋気の火の玉」

桂 文 華 「ふぐ鍋」

仲入り

桂 ざこば 「肝つぶし」

立川 談 春 「五貫裁き」

東京の噺家さんは、よくわかりませんが、

談春師匠は、すっかりその世界に引き込まれてしまいましたね。

かい枝師匠も初めてですが、先代の文枝師匠に声がよく似てますね。

おもしろかったです。

そして、なんと言っても文華師匠。

「文華の日」はついに今年も行けずじまい。

本当に今年は行きたかった。

その替わりにこの会を選ばせていただきました。

「ふぐ鍋」の演じ方を新たな視点で見ることができて勉強になります。

やはり理論派なんですよ。文華師匠はね。

いい気分で、夜は一人で打ち上げです。

それもまたよろし。

2014年11月15日

野球的落語の見方 その1

日米野球も面白くなくなりましたな。

アメリカも一級品が来なくなったし、日本選手もそんなに

気後れする事がなくなったからでしょう。

その昔は、日本が束になってもかなわない凄さがありましたがね。

私は、野球大好きで今年も楽しませていただきました。

小学校の時は、プロ野球だけでなく高校、大学、社会人野球

よく見ましたな。途中でライオンズが埼玉へ去った時の

悲しさは尋常ではありませんでした。

さて、落研時代に落語の批評を野球評論家的に話して、

皆からひんしゅくを買ったのですが、わかる方にはわかると思い、

書いてみます。

落研の時、舞台で滑ってお客さんを帰してしまう事を

「ホームラン」と言っていましたが、

ここではやり手を投手、お客さんを打者として見ます。

打者をおさえる事、アウトを取る事=笑いを取る、成功した舞台とします。

投手には当然持ち球(その人が投げる事ができる球種)があるわけで、

ストレート、カーブ、スライダー、フォーク、シュート、チェンジアップ、シンカーなど

人それぞれです。

また、ストレートも回転のよいストレート、左右に動くストレート。

所謂フォーシームやツーシームなどともいいますが、

あとシュート回転するストレートなどこれも人それぞれです。

これを落語にあてはめる訳です。あくまでも主観ですが。

本来、投手もいろんな球種を投げるより

ストレートとカーブでおさえる方がいいと思います。

理想としては全盛期の江夏や江川。あと阪急の山口ね。

ストレートは口調や声量、声質などその人しゃべりそのものでしょうか?

その人をしゃべりだけで、引き込まれてストライクゾーンを広げてしまいます。

ですから、野球で言うとボール球を打つ状態です。

カーブはくすぐりとなります。

あと、コントロールのいい投手は、語尾がしっかりしてて、間の取り方のよい人

と言ったらいいでしょうか。当然噛んだりしません。

しかし、ストレートとカーブだけでは打者も的を絞りやすいので、

予測しやすくなります。

結果打ちやすくなって、投手も違う変化球を投げますよね。

落語も本来、古典そのままでやって笑いを取るのが理想でしょう。

そういう方も当然いらっしゃいます。

ただ、我々の場合はネタの古さだけを言い訳にして違うギャグを入れます。

これが、変化球となります。

ちょっとひねったギャグ(表現も古い?)私はスライダーと言っていました。

このスライダー。打ち取るには都合のいい球ですが、

見慣れると見逃されたり、甘く入るとホームランになりやすいのです。

さらに、意表を突くギャグ。これが「チェンジアップ、フォーク」となります。

ただ、この球もいいストレートあっての球なのでストレートがしっかりしてないと

効き目がありません。

自分で訳が分からんようになったので、続く。

2014年11月16日

どんどん亭ライブ 閉幕

昨日はタイトル通り最後の「どん」でした。

9年間、110回。

よく続いていただきました。

私は、このうち約4年間かかわりましたが、

最初に出させて頂いたのは平成23年2月。

「ふぐ鍋」で勘朝師匠と。

以後、商店街寄席に出る前の大切な舞台として

勉強させていただきました。

「どん」のお客さんは落語好きだけでなく芸事をよく

見られているようなので、レベルが高く、気を抜く事はできませんでした。

勉強しながらお客さんとの真剣勝負ができた

非常にいい会でした。

マスターやママのお人柄とご尽力でここまで続けて来られたのかな

と感謝する次第です。

落語会が終わって、演者の方々とワイワイがやがや。

最後まで楽しく、賑やかなに終わったのが、

お二人へのささやかなお礼ですかね。


大工調べ 勘朝

真面目な生徒高倉君 勘栄

中村仲蔵 勘楽


PS 勘栄さんはいい噺に出会えた気がします。

勘朝師匠も言ってはりましたが、

ネタも人と同じ出会いが大切。

また、いいネタ、いい人との出会いを求めて

頑張りましょうかね。

2014年11月23日

アルカリ 一夜明けて

昨日の疲れがまだ取れません。

とにかく、興奮が止まらぬ一日でした。

「わいの悲劇」初めてでした。

鶴笑師匠も初めてでした。

こんな世界があるんですね。

お客さんより衝撃を受けたのかもしれません。

これだから落語はやめれません。

日本人の知恵を結晶ですよ。

色んな発展ができる芸なんですね。

まだまだ、できる事があるかも。福岡でもね。

そんな事を考えた一日でした。

後、打ち上げも熱い時間でした。

雀三郎師匠、鶴笑師匠、テントさん、そして小佐田定雄先生

大変ありがとうございました。

2014年11月24日

昭和任侠伝

高倉健さんがお亡くなりになりました。

私は、映画の事はよくわからないし、

若い時の健さんも知りません。

しかし、追悼番組を見るとかっこいいし、

存在感のある方だったと思います。

さて、学生時代に桂春蝶さんの「昭和任侠伝」を聴いて

大笑いしたのを思い出しました。

この噺は、健さんの映画にはまっている八百屋の息子が

健さんになりきってしまうものですが、

当時新作落語も珍しかったので落研でもあちこちで

やってたんじゃないかな。

10分程度の噺で、よくウけていましたね。

今でも動画で聴くことはできますよ。

今、そのままやるのは伝わらないかもしれませんが、

それくらい健さんの映画を観た人が影響を受けていたんですね。

昨日も「冬の華」を追悼でやっていましたが、健さんはカッコいい。

俳優さんは、自分のいい時を残せるのは幸せですね。


2014年11月30日

時うどん

朝、ラジコでなみはや亭を聴くと

福笑師匠の「桃太郎」。気づくのが遅く、途中からでしたが、

相変わらず面白いですね。師匠の「桃太郎」は初めてですが、

ヘビメタのような落語で、ずんずんきます。


さて、今「時うどん」を稽古中です。

9月に吉弥さんのを観てやりたくなったのですが、

映像が少なく、小三治師匠の「うどん屋」なんかを参考に

稽古です。

元々、上方では2人出てくるパターンですが、

最近このパターンをあまりお目にかかる事がありませんでした。

2、3年前、職場の研修会で林家花丸さんがされたのが久しぶり。

繁昌亭で「時うどん」を観た時も1人パターン(時そば)。

2人パターンで覚えようか思いましたが、

吉朝師匠の音を再度聴き直して、これで行こうとなりました。

昭和60年頃の(おそらく)ラジオでの音源だと思いますが、

当時、先輩達がやっていたやり方でした。

流行っていましたもんね。

2人パターンでする方もいましたが、1人パターンが新鮮に

聞こえたのでしょう。

まあ、この音源も学生時代よく聴いていたので、

稽古すると間が上手くとれません。

やはり、一人しゃべりのネタはそれなりに難しいもんです。

ストレートとカーブの組み合わせでない、チェンジアップやフォーク

とストレートのような抜く間が続きます。

また、食べる仕草が難しい。

これが、できないとこの噺をやる意味がないし。


About 2014年11月

2014年11月にブログ「らっこの独り言」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2014年10月です。

次のアーカイブは2014年12月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.32