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2014年10月 アーカイブ

2014年10月11日

菊江仏壇

4年前に落語を再び始めて、いろんな所でやりましたが、

福岡で受け入れられるもの、そうでないもの。昔通じていたもの、今できないもの。

そんなんがありますね。

笑いは生き物やし、時代が変われば価値観も変わるのでしょう。

たとえば「持参金」。よくできたいい噺やと思いますが、

残酷な内容ですからね。

ある所でやっている途中で、女性の方が、途中から真顔になったのを見て

あーこの噺は難しいなと思いましたね。

大阪ではそうではないかもしれません。

あと、「ふたなり」や「算段の平兵衛」なんかも面白い噺だと思うのですが、

人が死ぬ場面なんかあるし、

特に震災の後は「こんな噺はどうかな?」と思っていまうわけです。

ただ、人間の持っている欲というか本心がよく出ていて、

上方の噺にはえげつない表現が入った噺はよくありますが、

それだけにやりたいネタは多いですね。

米朝師匠の「菊江仏壇」が手に入りました。

昭和49年8月27日 大阪厚生年金会館での一席。

おおよそ40年前の米朝師匠。脂がのって、きれています。

この音は学生時代聴いていたのと同じで、懐かしい。

この噺は、題名はいい響きですが、決して後味のいい噺ではありません。

船場の若旦那。お茶屋遊びが大好きで、入り浸りの生活。

本人たっての希望でお花さんを嫁に迎え、しばらくおとなしくしていたが、

一月もするとまたお茶屋遊びの生活へ。

気に病んだお花さんはとうとう寝込んで実家に帰ってしまいます。

困った親旦那は若旦那にお花の見舞いへ行くように説教するも、

若旦那は、親旦那の信心道楽を引き合いに出して言うことききません。

そこに、お花さんの容態がおかしいという知らせがきます。

親旦那は、番頭に若旦那を一歩も外に出してはいけないと命じ、お花の

実家へ急ぎます。

その後、弱みを握られた番頭は、和旦那が茶屋へ行きたいとの頼み

に屈し、逆に菊江という芸妓を呼んだらどうかと提案、家で宴会を始めます。

そこに、お花さんの最期を看取った親旦那が帰ってくるという噺。

この噺の中で、若旦那が番頭の悪事を指摘して自分に取り込む場面があります。

このやりとりが、落語なんやけどドラマの一場面を見ているようで、

非常に面白い。吉朝師匠でおそらく見たことがあるのですが、

目の動きで背中がぞくっとするような 、妙な緊張感がありました。

その後も酔っ払いが同じセリフを繰り返す場面があったり、腕のある方でないと

できない噺でしょう。

多分、商店街でやっても「長い噺」という感想だけで終わるかも。

人間の「性」が出たいい?噺なんですがね。

2014年10月13日

寄る年波

台風3連休でしたな。

まだ、福岡も強風が吹いています。

することがないので、朝からネタくりしようと思うのですが、

こんな時はやる気がおきませんな。

糸島の寄席まで2週間なのに一向にエンジンがかかりません。

それと最近悩みの種が憶えるのに時間がかかるというより

話すスピードが遅くなっていることなんです。

今までやったら、憶えた音が20分やったら大体20分±1、2分やったのに

5分以上オーバーすることもあります。

そろそろ、セリフを捨てる事も考えないといけないのかな。

100求めず80くらいでね。

いつまでも140キロのストレートは投げられないのですかね。

ある程度、変化球投げながら打たして取る事も考えないとね。

2014年10月19日

アルカリ落語会レジェンドIN福岡

あの落語会が帰ってきます。

アルカリ落語会

私としては、大阪で何度か通ったので、非常にうれしいわけですが。

福岡でこの落語会を見れることすら奇跡なんです。

雀三郎師匠、鶴笑さん、テントさん

どんな落語会になるのか、想像もつきません。

なんか、当日はSMAPのコンサートで福岡のホテルはすべて

一杯やそうです。

折角、アルカリがあるのに。

SMAPなんか、またやろうと思えばできるのに、

アルカリはもうないかもしれません。

SMAPも来ればいいのに。芸の幅が広がるで。

SMAPのファンにも言うときます。

いっぺん、G&Gを聴いてみぃ。

神だのみ、聴いてみぃ。

まじたつ、知らんやろ。

多分、言ってもわからないやろな。

2014年10月26日

晴れ舞台

4年前、勘米さんが真打披露をされた時、なんとも言えない

いい雰囲気で、自分もこんな会をしたらええなと思いましたが、

やはり真打披露というもんはええもんですな。

勘心さん、いい舞台でした。

晴れ舞台。

勘心さんのための勘心さんの会。

手伝う人間も、お客さんもみんなが勘心さんに向かってね。

感動的ですな。

最後、色々ありましたが、これもすべて勘心さんの会。

お疲れ様でした。

目薬 勘楽

試し酒 勘心

仲入り

口上

踊り すず柑

紺屋高尾 勘心

打ち上げ ときかわ

2014年10月31日

お笑いその1

つい最近、結婚式で出ることがありましてね。

仕事で出る結婚式はつまらないもんなんです。

偉い人に酒をつぎにいくタイミングを図りながら、横の人との

会話も気もそぞろでね。

後で、あいつはお酌しに来なかったとか、言われまいと

ところが、それとは別に純粋に面白かったのが今回の結婚式。

あー、こういう場ではこんなのが面白いやなと感心した次第です。

最初に、余興で出てきたのが同じ職場の若いにーちゃん。

ディズニーの白雪姫の恰好で、裏声を使い歌いながら

アメリカ的なコメディーをしました。

そこそこ、うけましてね。

次に出てきたのが、3人の男性。眼鏡をかけていやらしいおタクのような

いでたちで、ももクロ(だったと思いますが)の曲に合わせて

無表情でダンスをしてました。

これが、面白くてね。

落語ではこんな盛り上がりはできません。

よく、知らない人は落語をしていますと言うと、なんかやれと言います。

そんな奴に限って、「へっ、もっと稽古せんといかんばい」と

さも偉そうにのたまう訳です。

こっちはちょっとつねって痛いと思わせるのを快感としているのにね。

ただ、ふーんとヒントになる結婚式でしたな。

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