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宿屋仇 その1

落語作家、小佐田定雄さんの「枝雀らくごの舞台裏」という本が手に入り、
久しぶりに本を読みました。

小佐田定雄さんは、大学の先輩で数々の落語を作られて、今はその活動を色んな
分野に広げれているようです。

また、触れると思いますが雀三郎師匠の「神だのみ」を初めて聴いた時の
衝撃は忘れません。

「まじたつ」「時の氏神」「天狗の酒盛り」

チャレンジしたい噺はたくさんありますが、なんせ音がないんのでね。

さて、その「枝雀らくごの舞台裏」にはお亡くなった枝雀師匠の思い出を

落語のネタとともに綴ってあります。

あっという間に読んでしまいました。

ずっと傍でいた小佐田さんじゃないと書けない事ばかりです。


さて、その中に「宿屋仇」のコーナーがありました。

この噺は、大学2年の夏チャレンジしました。

やっていると非常に心地よい噺なんです。

でも、それが聴いている人になかなか伝わらない。

だから、どんどん早口になって、終わった時に敗北感が残りました。


野球のピッチャーで「いいピッチングやったけど、惜しかったね」

と言われたのと同じですかね。

その「宿屋仇」

米朝師匠と枝雀師匠のテープで覚えましたが、

ベースは枝雀師匠でした。

マクラはほとんどなくたっぷり45分。

音を聴いただけで枝雀師匠の空気が伝わって、何度聴いても飽きません。

枝雀師匠は、同じ噺を同じように演じる事はなかったようで、

この「宿屋仇」のテープは、ある意味この時だけのものかもしれません。

他のテープを1,2度聴きましたがこの時の「宿屋仇」がよかったような気がします。

(続く)

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2013年09月21日 09:27に投稿されたエントリーのページです。

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