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秋の思い出

人は嘘をつくからなあ。
騙したり隠したりするから。
だから信じられない。
百パーセント信じられる人なんて、肉親の他にいるだろうか。

それに比べ、動物は嘘をつかないからかわいい。
直球しかない。
気持ちをすぐに伝えてくれる。

この時期は物悲しい。
白い相棒がこの世を去った時期だ。


私はあまり人に優しくはない。
優しい人間ではないが、相棒には優しくしてあげられたと思っている。

相棒にしか心を開けないなんて寂しいけれど、私は多分そういう部分があるようだ。


庭の縁側に座ってボンヤリしていたら、足の所にきて眠り始めた相棒の愛らしさ。

今日何があったと?と相棒に耳を傾けると、鼻を耳に当ててくれる。


飾ってある写真を見る。

ああ、こんなにキレイな犬はいない。
こんなに優しい犬はいない。
こんなにかわいらしい犬はいない。
こんなに愛せる犬はもう二度と現れない。


みんな愛するペットをいつかは失う。
どれだけ悲しいか、私は相棒がいる時から想像して泣いたこともあった。
実際は想像以上。


こういう少し秋風が吹く頃だったか。

相棒が眠ってそのままで、優しい寝顔を撫でて泣いていたのは。

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2013年10月01日 19:58に投稿されたエントリーのページです。

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