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わたしはぶきっちょ

仕事だからやらなきゃいけないけど、出来ればやりたくない仕事ってあるもんだ。


嫌いな仕事ではなく、不得意な仕事……。

私はとても手先が不器用なので、細かい作業が不得意。
思い起こせば昔からそうだった。

小学生(四年生)の図工の時間、
下書きを描いて型をくり抜きカラーセロファンを貼付け、ステンドグラスみたいな円柱を製作する事になった。
図工の時間は2時間続けてあった。
私は絵を描くのは好きだったので、スラスラと下絵を描いた。
先生から、次の作業に進めていいですよ、と言われサクサク作ってたら、1時間で完成してしまった。
周りはまだ下絵で四苦八苦してるのに。
そして完成したものを見て先生が

『小やすさんのように早く仕上げても良いですが、まだ時間もあるから丁寧に作って欲しかったですね』


…そうか……。


確かに雑だ。
タラタラ出来ないんだ。
頭でひらめいたらズバーっとやって、バーンって仕上げなきゃ調子が狂う。

ええ、そうです、おおざっぱのO型ですから。


でも仕事はそうはいかない。
緻密で数字ばかり考えなきゃいけない事務職だし、
『大体こんくらいで』
なんて絶対に言ってはならない。

その私が苦手な仕事…


それは


『包装』だ。

ラッピング。

仕事柄、やらなくてはならない。
やりますよ、そりゃ当然何百という本や図書カードを包装し続けてるプロですよ。それで食べてんですからね。。

図書カードならいい、やりやすいから。


困るのは、

絵本の包装だ。


絵本のサイズは千差万別。
文庫や文芸書ほど統一されてない。

それを何冊かまとめて、
『これ、女の子用にかわいく包装お願いします』
と言われたら…

私は幸いにも事務職。
店頭でレジに立ち、お客様を目の前に包装するわけではない。
営業担当者がお客様から注文を受け、商品を私に持って来る。

『チャーミングに包装してって』


ガゴーーン!!
普通に包装して、ちっちゃいリボンをクルッて巻いたのを、シールでペタッて貼るのが精一杯の私に、
『チャーミング』ってどんなものを考えてるわけ!??

しかもそのお客様、、
私小やすを大変気に入って下さってる某私立女子高校の事務の女性。
クリスマスにはお取り寄せしたクッキーをいただいて驚いた。
初めてお会いした時になぜか拍手して喜ばれ、握手までした。

その方を幻滅させるようなものを渡すわけにはいかない!!


しかし、我社にはあまり素敵なラッピンググッズは揃っていない。
社名の入った包装紙以外では、児童書の出版社から大量にもらった出版社名入りのかわいい子供向け包装紙、、その程度。
リボンはカラーバリエーションは赤、青、ピンク、黄色、緑だけど、種類は同じものしかない。
あとは社名入りシール。


どう考えてもいつも通りの包装しか出来ない。
先輩ふたりはとても器用で、リボンをゴージャスにする技とかアイデアを出してくれる。
が、私には無理!出来ないーーー。


どうにかかわいいウサギのキャラクターの包装紙を見つけだし、それにリボン型にリボンを作りシールでとめて、水色のシマシマの紙と、黄色の色紙で大小のハートを作り、包装紙に貼付けた。


ここまで1時間もかかった。
出来栄え、、
『これで勘弁して下さい!』

それを今日担当者はお客様に渡した。
私が1時間かけて包装したと伝えたようだ。
きっとお客様は、『おおげさだな』と思ってるだろう。
いや、本当ですからね!
アイデアが浮かばないんです。
会社にあるもので考えなきゃいけないし、本のサイズも変だし、私には難しいとです!


どうにか喜んでいただけたご様子だったそうだ。


よかった……


昔、包装に慣れるために、たくさんオーソドックスな包装をやったけど、そのワンパターンしか出来ないのだ。

もう少し、勉強しなきゃいけない…。

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2011年08月23日 19:16に投稿されたエントリーのページです。

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