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乾杯さ、君の瞳に☆

先日友人Mとホテルのバーに行った。

Mは仕事柄、お酒の取引先(飲食店等)のイベントに声をかけてもらったり、付き合いで行かなければならなかったりする。

今回でそのホテルのバーのイベントは、私は二回目。

ビュッフェスタイル(食べ放題)で、美味しいカクテル飲み放題でなんと三千円!
あのホテルでこの価格は安い。
ドカ飲みするような場所じゃないけど、キチッとしたバーテンダーさんがちゃんと目の前で作ってくれるカクテルは、やっぱり美味しい。
カラオケの飲み放題とは全然違う。

だから、早い段階で酔いが回ってくる。


私がMの分も一緒にカクテルを貰いに並んでたら、後ろに並んだ中年男性二人。

カクテルのメニューをガン見しながら話している。

何が美味しいとかいなー

今飲んだの何やった?

知らん

えーっと、これやなかったかいな


私はラムベースの『バカルディカクテル』を頼もうと思っていた。

男性の会話を聞きながら、私も昔はカクテルの名前をもっとスラスラ言えたのになぁ…と思ってたら、、

『あの、おねえさん、』

とその二人に呼ばれた。

『はい?』

『何が美味しいですかね?もう僕たちはさっぱりわからんくて』


私も困った。
お酒の好みって、男女差があったり、ベースのお酒の好みもあるし…

なので
『私はこのテキーラサンライズは好きですよ、甘くて』
と、無難過ぎる事を言ってしまった。
つまらん!男性にそんな甘いカクテルを言うか!
言って後悔した。
昔はもっと詳しかったはずだ、というプライドがズタズタになった。

男性二人は
『へぇ〜』
と真剣に聞いてくれたけど、自分自身の名誉挽回のために私は慌てて
『こ、このボンベイリッキーはいいんじゃないですか?』

『それ、さっき飲みました』

あ、ああ…(さっき何飲んだかわからないって言ってたのに、思い出せたんか?!と内心思った)

そうこうしてる間に、私のカクテルを頼む番になった。


『バカルディカクテルを二つ』


そしたらその男性二人の目が輝いた。

『何それ?バカルディカクテル?』
『それ、それにしよう!』


シェイカーからカクテルグラスに注がれる、エレガントな赤いカクテル。

それを後ろから覗き込んでる男性二人。

『いつも芋ばっか飲みよるけんわからんっちゃんねー』

わかる。居酒屋行ったら男性はビールから焼酎ですよ。それが普通ですよ。

グラスを両手に持ち、男性を振り返り見て、私は自慢げに

『これがバカルディカクテルです』
とにこやかに言った。

『おお!』

そしてヒールでコツコツと颯爽と歩いた。


バカルディカクテルを頼んでかっこがついた…でも、なんで私は教えてあげられなかったんだ。


席に座って、美味しいオードブルをつまみながら思った。

バカルディ、こんな美味しいカクテルを、なんで私は今まで忘れていられたんだろう。
頼むまで、思い出せなかったんだ。
バカルディカクテルってどんなもんやったかいな?と思ってたから。
ラムだとは知ってたけど。

なんだか自信喪失。


ジン、ウオッカ、ラム、テキーラ、ウイスキー、ブランデー、ワイン、リキュール、ビール。
たくさんのベースのお酒に、違うリキュールやジュースを加えて無限に広がるカクテルの世界。

カラフルで夜のネオンみたい。

カクテルは大人のおしゃれな飲み物だな。

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2011年08月02日 20:18に投稿されたエントリーのページです。

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